試合結果の要約
- 2-0でアルゼンチンが勝利
- メッシ選手の1ゴール1アシストの活躍
- 途中出場のフェルナンデス選手が貴重な追加点
【得点者】
アルゼンチン:L・メッシ(64分)、E・フェルナンデス(87分)
世界ランキング3位のアルゼンチンと、世界13位のメキシコとの対戦はアルゼンチンがメッシ選手の1ゴール1アシストの活躍で2-0とし、今大会初勝利をかざった。
初戦で逆転負けを喫し、負ければグループステージ敗退が決まるアルゼンチンは、前の試合(サウジアラビア戦)からスタメンを大幅に変更(5名)。
対するメキシコはアルゼンチンの強力な攻撃陣への対策として4-3-3から5-3-2と5バックシステムに変更して臨んだ。
前半開始早々から激しいプレスに来るメキシコに対して、アルゼンチンの攻撃陣はなかなか決定機を作ることができず前半戦が終了。
後半もボールは支配し続けるも、中々チャンスが作れないアルゼンチンであったが、L・マルティネス選手とG・モンティエル選手を変えた直後の後半19分に下がってボールを受けに来たメッシ選手が中に入ってきて、一度右サイドにボールを預け、一瞬スペースが生まれた所をディマリア選手がパスを供給、ペナルティーエリアの外からであったが、得意の左足で強烈なシュートを決めて先制し、均衡を破りました(クラブでのトロワ戦を彷彿させるようなゴール)。
また、終了間際には、途中出場で入ったE・フェルナンデス選手が追加点をあげて2対0とし、その点差を見事守りきりアルゼンチンが今大会初勝利をあげました。
両チームのスターティングラインナップ
出典:ABEMA
アルゼンチンのサッカー
特徴
- 世界最高峰のメッシ選手が攻撃の中心
- 攻撃は流動的なスタイル
- 守備は基本4-4-2でメッシ選手以外で守るスタイル
攻撃は流動的なスタイル
攻撃の中心はやはりメッシ選手。
常にアルゼンチンの選手たちがメッシ選手を見つけてパスを供給。
また、メッシ選手やL・マルティネス選手ら強力な2トップに加えて、右サイドのA・ディマリア選手らサイドの選手のドリブルでの仕掛けをすることもある。
スタイルは、メッシ選手が自由なポジショニングを取るため、それに応じてフォーメーションなどは流動的になる(4-4-2から4-5-1など)。
メモ
- 両サイドハーフがピッチいっぱいに開いたサイド中心の攻撃。
- フリーでメッシ選手に渡せるようにスペースを作る
- また、メッシ選手が下がってきた時は4-5-1となり、両サイドハーフが追い越す場面も。
守備は基本4-4-2
守備は基本4-4-2で守り、メッシ選手以外で守るスタイル。
メモ
- 守るべき時間帯は、メッシ選手を除く選手が自陣に戻って守備システムを形成する。
- ボールへのチャージは中盤の選手は積極的で、2トップは形を意識してそこまでチャージはしない。